令和2年3月20日に加茂、浄禅寺にて太子講が開催されました。
3月、彼岸の20日(金)の午後2時から、岡町の浄禅寺さんにて加茂太子講が開催されました。本年は閏年(オリンピック・イヤー)で彼岸の中日が20日です。
境内では彼岸前の暖かい陽気で梅の枝で花が2輪、3輪と開いて来ました。
太子講は、法隆寺などの建築を総合的に監督された聖徳太子の業績にあやかり、主に職人さんたちの信仰や守り神として例年のお彼岸3月21日(または20日)に集まり仕事と健康の感謝を祈願するものです。
加茂では、太子講の活動が一度中断して、その後の昭和42年に新たに発足し今日に至っています。会員は年々減少して、本年は21名です。現在は各自の職業も多方面になっています。当日は加茂の商工業の方々が加茂太子講を開催のために集まり、浄禅寺さんの太子堂で聖徳太子様への感謝と繁栄を祈願しています。場所を移して本堂でも祈祷を行い、その後に加茂太子講の総会を開催しています。宗派を超えて浄禅寺さんの太子堂と本堂で加茂太子講会員の皆さんの祈願を行っています。 お寺の太子堂には聖徳太子像が安置され、時節の行事の際は参拝が出来ます。(通常は閉門です。)
加茂の歴史や伝統行事に関心のある方は ぜひ彼岸の中日に定禅寺さんに足を運んでご覧下さい。これから境内は古拙ごとの花に囲まれます。