無病息災、五穀豊穣を祈願 〜加茂まつり〜 の写真をみんなの写真館にアップしましたので、お知らせします。
無病息災、五穀豊穣を祈願 〜加茂まつり〜 まずまずの天候の中「おくねり」
鶴岡市加茂港を見下ろす高台に鎮座する春日神社(打田弘光宮司)の例大祭が、5月18日、天気が心配された中、獅子舞やお神輿と共に分身の神様が加茂、今泉の地区内を巡り、沿道の住民と無病息災、五穀豊穣などを祈願して春日神社まで練り歩いた。
加茂春日神社は、社伝によれば、貞観7(865)年に大和国(現在の奈良県)の奈良春日神社より勧請し、春日大明神と称したといわれている。奈良春日神社は768年の創建とされ、全国に約1,000社あるといわれる春日神社の本社であります。庄内地方では、鶴岡市櫛引黒川の櫛引春日神社が807年創建で、加茂春日神社はそれに次ぐ創建で社格は1級であります。
例年5月18日に例大祭が執り行われ、今年は緑町、新屋敷、東町、新地の第1ブロック地区が当屋の当番町内となり、神宿は緑町の加茂水族館緑町研修所で4月30日のお鉾立式から連日祭典行事が行われた。当日は朝から降水確率100%の中、夕方までは絶好の天気に恵まれ、おくねりや御輿、獅子舞が地区内を巡り、大山小学校4年生で加茂地区の児童が神社拝殿で子ども獅子舞を披露。フィナーレは降雨に見舞われながら若人による御輿が威勢良く石段を駆け上り、分身の神様を宮に納め、無病息災や五穀豊穣などを祈願した。
来年は、荒町、岡町、浜町の第2ブロック地区が当番となり、神宿は荒町町内が担当して行われる予定となっています。