平成29年12月5日(火)第2回目の加茂地区自治振興会視察研修が行われました。
 
 加茂地区役員より7名。鶴岡市職員の方より2名の計9名で行ってきました。12月に入って、雪の心配もありましたが、加茂は相変わらず雪もなく、曇り空。温海地区に近づくにつれ道の端に雪が見え始め、海沿いと山の違いにびっくりでした。雪はあちこちにあるものの、道路に雪はなく、天気も曇り空で移動も楽でした。
 
 越沢のセンターに到着すると、越沢自治会長の大滝会長さんと 前自治会長で現越沢三角そば生産組合長の野尻組合長さんが待っていてくれました。お忙しい中、快く加茂地区の視察研修を引き受けてくださいました。ありがとうございました。
 
 越沢地区の今までの現状、時代に合わせて変えたところ、変えてみて変わったところ、よくなった事、今まさに加茂地区が必要としているまちづくり、まちお越しが越沢では現実のものとなっていました。
 
 「若い人がどれだけこの地区に残って、どれだけ地域を作ってくれるか。世代交代。」
 
 今の加茂は、なかなか若い方が地域に溶け込んでくれない、参加してくれない現状を加茂地区も課題としています。越沢地区現在 84世帯中、人口が282名。15歳から64歳までの方が142名、0歳から14歳まの子供が31名もいらっしゃいます。若い方の人数に驚きました。「越沢が好きで越沢にいる。ただそれだけ。」の言葉に越沢地区の若い方の思いや、自治会長さん方役員の方の思いが感じられました。
 
 これから加茂地区も、若い方が加茂を好きになってくれるようなまちづくりを行っていかなければと強く感じました。海と山という環境は違いますが、人の心を繋ぐものは同じだと思っています。
 
 研修が終わってから、越沢の会長さん方と一緒に「まやのやかた」でおいしい越沢三角そばを頂きました。天ぷら付に越沢でたくさん採れるぜんまいの小鉢と、こちらも越沢には欠かせない笹まきが付いてボリュームがある昼食会となりました。先月行われた「越沢そばまつり」にはたくさんの方がお越しになられたとのこと。加茂地区からも、毎年欠かさずおそばを食べに行っている方が多くいらっしゃるようでした。地域が元気に、明るく、活気のあるまちになるのは、大滝会長さん、野尻組合長さん、「まやのやかた」でおそばをふるまってくれた店員の皆さんの方の明るさではないかと感じました。
 
 越沢地区の皆さん、鶴岡市職員の皆さん大変貴重なお時間とお話しありがとうございました。加茂地区でぜひ参考にし、活性化に繋げたいと思っています。
 
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