平成29年11月30日(木)。天気が心配されましたが、なんとか天気も曇り空のままとどまってくれ、予定通り大山小学校6年生の古道調査学習「加茂坂峠を歩く」と加茂の文化遺産を愛する会の「古道発掘調査第2弾」が行われました。
大山小学校6年生は、升川繁敏先生を筆頭に、9時に学校を出発し、大山 側から古道に入りました。その頃、加茂の文化遺産を愛する会メンバー6名と高館山周辺の歴史と文化を知る会メンバーの大山の武田さん、遠見さん2名の計8名で加茂側より古道に入り、先日行われた発掘第1弾の続編を行いました。
武田さんと遠見さんのご協力のお蔭で新たな発掘ができ、大きな木の根元に絡まるように埋もれていた墓石の土台を見つけることができました。
パズルのようにバラバラになった墓石を組み合わせ、「この石は加茂石だからこの墓と一緒でねが!」「これさ文字書いてあるども、このかけた部分を探せば何書いてあるかわがるの!」と、プロ顔負けの発掘調査が1時間ほど行われました。
そうこうしているうちに、上の山の方から「お~い!」という声。大山小学校6年生が、升川先生を先頭に古道を通って無事に加茂入りし、合流しました。
初めて古道を歩いて、合流地点で約100年土の中に埋もれていたものが発掘されている場面に遭遇し、「わー!」という歓声と「何?何?何が出てきたの?」と興味深々の子供たち。
「また古道を歩いて、大山から加茂に来てね!」と会員のメンバーから声をかけられると「はい!ありがとうございました!」と元気な声で返事をしてくれました。
加茂古道は、加茂だけでなく大山とも繋がりがあり、これからも両地区で守っていくべきものだと思っています。今後、看板 設置や整備の強化に引き続き務め、まだまだ発掘調査も行っていきます。先人が作り上げてきたものを後世に残せるよう、大山と協力し、行っていきます。
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