第36回全国豊かな海づくり大会のため来県されていた天皇皇后両陛下が、平成28年9月10日午後、鶴岡市立加茂水族館をご視察なされました。
鶴岡市立加茂水族館では、奥泉館長が約5千匹のミズクラゲが泳ぐ直径5メートルの水槽の前で、天皇皇后両陛下に今までの経過を説明したところ、天皇皇后両陛下は「苦心が生きてよかったですね」とお言葉を述べられたそうです。
9月10日は約4000人の皆さんが庄内空港や沿道で歓迎し、加茂水族館をご視察されてから、湯野浜温泉の旅館亀やに移動され、海づくり大会の絵画や習字コンクールの優秀作品を鑑賞されながら歓迎レセプションにご参加なされました。
今年度いっぱいで閉校となる鶴岡市立加茂小学校の児童の皆さんも、最前列で天皇皇后両陛下のお迎えと歓迎をさせていただきました。みんなの心の中に、天皇皇后両陛下の「皆を気遣う優しさ」や「好奇心はいつまでもとの気持ち」、「生物の尊さを感じる心」を感じることが出来たのではないでしょうか。
天皇皇后両陛下は、3日間にわたる行幸啓の日程を終えられて、9月12日夕方、特別機で庄内空港より東京にお戻りになられました。