平成28年2月28日(日)午前9時から、加茂コミセンで「サクラを守り育てる講習会」が開催され、敷地内のサクラの樹の枝切り剪定を行いました。
加茂地域では、桜の木がたくさん植えられており、春先にはきれいな花が咲いていますが、ほとんどの木がテングス病等の被害にあっております。そこで、今回、鶴岡市のご協力により「サクラを守り育てる講習会」を下記のとおり開催いたしました。
田中会長のあいさつの後、鶴岡市都市計画課五十嵐主査の進行にて、講習会・実技講習が行われました。
【樹木医 砂山隆司氏による講習会】
木と樹、森と杜の違いについて
花芽と葉芽について
成長と伸長について
木の葉の仕組みと幹の高さについて
櫻の漢字は、めっこい花という字から出来ている。サクラの寿命は50年。
サクラは病気に弱く、テングス病(天狗巣病)は治らない
テングス病(天狗巣病)は、カビの一種で薬剤散布による病気予防は出来ない。
菌の胞子で感染する伝染病で、葉芽ばかりで花芽が付かないので、花が咲かない。
病気の枝は、11月から3月上旬にかけて枝切り剪定を行い、病枝は直ぐ焼却しないと伝染するので、根元や周囲に置かないこと。
切り口には防腐剤(バッチレート、トップジンMペースト)を塗布する。
施肥も大切で、樹木の枝先から1m位のところに30cm程の穴を掘り、粒の大きい肥料(丸山1号等)や粒が小さい肥料(チカラ1号等)を混ぜて入れ、コンポスト等で埋めると効果的。打ち込み型の肥料もある。
加茂のサクラは、①環境の変化、②手入れが行き届いていない等により、めっきり減ってしまった。
水族館付近の浜山のサクラは天狗巣病等により1/3の開花となっているので、早急に手入れが必要。
樹木の管理は在する土地の管理者の責任(コミセンは鶴岡市コミュニティ推進課管理)
肥料については、管理者に相談していただきたい。
【樹木医 砂山隆司氏、鶴岡市都市計画課公園緑地係の皆さんによる実技講習】
加茂コミセンの敷地内にあるサクラの樹にも天狗巣病にかかった枝がたくさんあったので、参加者で協力して病枝剪定と防腐剤の塗布を行い、剪定した病枝は鶴岡市都市計画課さんに処分していただきました。