平成27年11月21日(土)、「加茂の文化遺産を愛する会」の11月例会(第4回)が加茂コミセンにて開催されました。
進行は、愛する会庶務幹事の長谷川芳男さん。愛する会の田中 正志会長の挨拶の後、今回のメインイベントである「加茂古道」の現地踏査について長谷川幹事さんより説明があり、9時30分に加茂トンネル付近にある昔からの「加茂古道」に向けてコミセンを出発しました。本日の参加人数は16名でした。
9:30 コミセン出発
≪ 藤滝不動尊 → 鉄門海碑 → 通称タカエチャ茶屋跡(軍艦水) ≫
10:00 加茂古道踏査(加茂側)
11:45 コミセン着
加茂古道については、ホームページ「加茂地区みんなのエッセー集」、升川繁敏元加茂小学校校長先生の「加茂坂トンネル物語〜その1〜 〜その2〜」をご覧下さいませ。
コミセンに予定通り到着してから、みんなが楽しみにしていたお弁当タイム。
「我が家のおにぎり」と題して、みんなで作ってきたおにぎりを自慢し合いました。本日の宿題は、持ってきたおにぎりのうち1個は「和ぐるみ(オニグルミ)」を使ったおにぎりを作ってくること!!
「え~~!!」
と言いながらも、見た目も良く、アイディア満載のおにぎりが揃いました。みんなでお互いのおにぎりを試食しながら楽しいひと時を過ごしました。
なぜ急におにぎりを。。というと、日本の代表的な食べ物の一つ = おにぎり。おにぎりは、その土地の食材をアピールできる食べ物。全国都道府県には自慢のおにぎりがあるそうで す。ちなみに山形県のおにぎりは「おみ漬け(青菜の漬物)のおにぎり」だそうです。では、加茂のおにぎりは?となったとき何の食材を使ったおにぎりなんだろう?ということで考えてきました。加茂の山に詳しい長谷川幹事さんによると、知る人ぞ知る、加茂の山にはオニグルミの木がいっぱい生えているということ。どうにかして、加茂のオニグルミを使っておにぎりができないものかと考えたわけです。加茂には海がありますが、必ずしも海のものでなければおにぎりが作れないというわけではありません。
本日、愛する会のメンバーの方のクルミおにぎりのメニューは
◍クルミと梅のおにぎり
◍クルミとサザエのおにぎり
◍クルミともって菊のおに ぎり
◍クルミ味噌のおにぎり
◍クルミの弁慶飯
◍クルミとジャコのおにぎり
◍クルミと塩昆布のおにぎり ‥等
沢山のクルミのおにぎりができました。近い将来、加茂の名物おにぎりとして販売されるかもしれませんね。
その後、ミニワークショップを行いました。「加茂八景」のタイトルについてと、加茂のおにぎりがあるなら、加茂のお汁があってもいいじゃないか!と加茂の海で獲れる海草や貝類7種類を使った仮称「加茂のレインボー汁」は何を材料にしたらいいのか。加茂の里山の味覚7種類のみそ、仮称「加茂のレインボーみそ」は何か。をワークしました。
レインボー汁には、わかめ・あおさ・もず く・えげし・めかぶ・岩のり・ぎばそ。レインボーみそには、ばんけ・梅・あけび・クルミ・菊・生姜・山椒が候補に挙がりました。こちらも楽しみです。
おなかもいっぱいになり、午前は加茂古道を歩いたので、閉会の頃には皆さん眠気が差してきたようでした(笑)とても充実した楽しい1日を過ごしました。
次回の12月の例会は、「加茂の寺社仏閣探訪1回目」として、加茂泊町龍宮寺 明石様に行ってきます。