鶴岡市加茂港赤灯台の現地での存続が決定しておりましたが、加茂港赤灯台(加茂港西内防波堤灯台)の管理にかかる覚書が11月5日に締結されましたので、その概要についてお知らせします。
山形県と景観行政団体である鶴岡市と鶴岡市加茂地区自治振興会は、加茂港西内防波堤灯台が廃止されるにあたり、鶴岡市及び加茂地区自治振興会が景観上の理由で存続を求めたことから、現施設が存続できる限り存知するため、その管理に関した覚書を平成27年11月5日に締結しました。
その覚書の中で、山形県、鶴岡市、鶴岡市加茂地区自治振興会の役割分担が記されておりますので、報告します。
山形県:施設を所有する
鶴岡市:景観資源として施設の利活用及び保存に関し、鶴岡市加茂地区自治振興会への指導、助言を行うとともに、関係者間の連絡、調整を行う。また、施設のある加茂港〜レインボービーチ〜加茂水族館の一帯を「みなとオアシス」として国に申請し、自治振興会と協力し、にぎわいの創出に努める。
鶴岡市加茂地区自治振興会:施設の日常点検及び通常の維持管理を行う。また、鶴岡市と連携・協力し「みなとオアシス」の賑わい創出に努める。
なお、この覚書につきましては、山形県県土整備部港湾事務所長、鶴岡市建設部長、鶴岡市加茂地区自治振興会長が記名押印しております。
これを機会に、これからは鶴岡市加茂港を「みなとオアシス」として国に申請し、山形県の港湾緑地整備を進めていただきながら、賑わいをつくっていけたらいいですね。