平成27年7月26日(日)、第35回加茂小学校遠泳会が行われました。
週末からの雨風が心配されましたが、澄みきった青空の下、最高の天気の中遠泳会がスタートしました。
外海の波が高く、金沢岩場からの飛び込みは危険だと判断され、6年生は水産高校裏の砂浜からのスタートとなりました。5年生は予定通り白灯台からの飛び込みで遠泳をスタート!先にスタートした6年生が白灯台近くまで泳ぎ、立ち泳ぎのまま今回初めて遠泳にチャレンジしている5年生にエールを送っていました。6年生からの励ましのお蔭で、5年生全員飛び込み成功!6年生7名2キロ、5年生7名800メートル全員完泳しました。
加茂の港では、ゴールを見守っている父兄の方々、先生方、おじいちゃん、おばあちゃん。加茂の地域の方々、そして、遠泳を経験した加茂小卒業生である中学生が、泳いでいる5・6年生に「がんばれー!」「あと少しだよー!」と大きく手を振って応援をしていました。最後は、みんな頑張ったね!と感動の涙を流した場面もありました。加茂小学校から移動になり、加茂小を離れた先生方も応援に来てくださり、「みんなおっきくなったの~!」と久しぶりの再会に子供たちも親も話が尽きないようでした。
加茂っ子たちは、7月から8月までの2か月間、雨の日も風の日も毎日泳いでいます。子供たちにご指導してくださっているのは、学校の先生ではなく、加茂 地域の「鍋 島クラブ」の方々です。遠泳会当日も、子供たちを誘導し、励ましながら一緒に泳いでくれます。この「鍋島」があるからこそ、長い距離の遠泳ができる体に加茂っ子たちは成長しているのです。
平成29年4月に、大山小学校との統合の為、加茂伝統の遠泳会は来年が最後になります。ぜひとも、来年も好天に恵まれ、感動の最後の遠泳会ができることを願っています。