平成27年7月9日(木)午後7時より、加茂コミュニティセンター講堂にて、加茂港簡易標識(加茂港灯台)設置工事説明会(整備計画の説明ではなく工事内容の説明)が開催されました。

 

 山形県港湾事務所、白澤港湾整備専門員による工事内容の説明では、荒崎灯台はそのまま(太陽電池・LED電源化)なのに対し、現在設置されている「白灯台」「赤灯台」は撤去の上、簡易標識灯を設置する(白灯台の場所には移設)という内容で、現在発注中との事でした。

 さらに、質疑応答の中で、工事内容について漁業関係者との協議は行っているのかという問いかけについては、今年の5月に漁協からは同意書(加茂地区への住民への説明もなく)をもらっていて、問題ないとの事でしたし、赤灯台を残して貰いたいとの問いかけについては、赤灯台の維持管理を加茂地区自治振興会や鶴岡市に委ね、将来の管理が保証されれば残す事もありうるとの回答でした。

 

 石積みの防波堤と共に加茂港港湾のシンボルとして愛されてきた「赤灯台」は、山形県実施の景観回廊モデル事業に於いても加茂地区の重要な景観を形作っているもののひとつとして認識されて来たもの(県の横の連携がとられていない)であり、地元市民への説明も無く壊されてしまうのは納得がいくものではありません。

最後に白澤港湾整備専門員の「白灯台はやむを得ず撤去し、赤灯台は残す方向で進めます」との発言がありましたので、次回の工事内容説明会の開催を待ちたいと思います。

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