平成26年5月3日(祝)午前9時半より、加茂コミセン講堂にて、加茂地区整備構想・整備計画策定、第4回ワークショップが行われました。
始めに、前回までのワークショップの報告と平成26年度の予定のお知らせなどが行われた後、先日募集しておりました、加茂地区下水道マンホール蓋のデザイン応募作品の選定と、加茂岡町通りの加茂水族館の歩行者向けデザインについて話し合いが行われました。
マンホール蓋のデザインには38作品もの応募があり、それぞれが加茂をよく表現した力作ばかりでした。
まず、第一次選考として、参加者より自分なりに良いと思うデザイン3点を投票して貰い、その投票により選ばれた上位3作品(NO.2「加茂の思い出」、NO.24「自然に包まれて」、NO.35「連なる黒瓦屋根と夕陽」)について、各班でそれぞれの良い点などを話し合われ、各班毎に発表を行いました。
その後、最終選考として、参加者より一番いいと思うデザインを1点投票して貰い、その結果、NO.2「加茂の思い出」という作品が選ばれました。
作品の特徴としては、外側は新しい水族館の目玉である、直径5mのクラゲシアターを模しており、水族館まで歩く方の期待がより一層膨らむようにデザインされています。また、内側には、珍しいと言われる石垣の岸壁(防波堤)に立つ赤灯台(赤く色づけされることを希望します)、そして夕日が沈んでゆく加茂の海が描かれています。
続けて話し合われた歩行者向けのサイン(看板)は、水族館の第2駐車場を出た所に設置される予定のもので、歩いて水族館へ向かう方が楽しく、そして分かりやすいものになるように、各班アイデアを出し合い笑い溢れる意見交換・発表となりました。
この看板について、4班によるとても素晴らしいデザイン案が提案されたので、その一つ一つの案を吟味しながら、ひとつの看板に仕上がっていきたいということですので、加茂地区を訪れて頂く方々のための道しるべとなる看板に期待していきたいと思っています。
また、道しるべのサインについては、加茂のまち歩きが愉しくなる、まち歩きに便利になるよう、山形県景観回廊事業との整合を図りながら、また、事業者の協賛を募りながらマチナカ各所に設置できるといいですね。