平成26年2月26日(水)に油戸公民館にて、油戸漁協女性部の皆さん(代表:吉岡英さん)による「えご」作りが行われましたので、ご報告します。

 

 昨年の8月に採取した海藻の「えご草」を乾燥させては海水に浸す...という作業を繰り返し行い脱色されたものを使用します。乾燥の際は雨に当たるのは厳禁で、一番神経を使う所だそうです。

 当日は朝の9時より、乾燥させたえご草8キロ分を小分けにして、7回ほどに分けてえご練りが行われました。

 丁寧にゴミが取り除かれた乾燥えご草をよく洗い、煮立った湯に酒を加えた大鍋へ投入(おおよそ500グラムほど)。太い竹の棒でおよそ20分ほど強火のまま練ります。火から下ろし、なおかき混ぜ続け、網で漉します。両側から絞ったらまた少し冷めるまで練ります。

 ひとつひとつグラムを量りパック詰めをし、完成です。今回はおよそ300パックほど作られたそうです。

 

 3月1日・2日に加茂コミュニティーセンターにて行われる、加茂地区作品展に出品され、販売される予定です。毎年「油戸のえごは他とは違う」と大好評ですので、皆さんも購入してみては如何ですか。

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