平成26年2月16日(日)金沢公民館にて、金沢・油戸・今泉・加茂各地区より各公民館長や運営委員の皆さん合わせて20名ほど参加して、加茂地区公民館共同研修会が開催されました。
平成25年度加茂地区公民館共同研修会
日時 平成26年2月16日 午後1:30~5:00
開催場所 金沢公民館
主催 加茂地区公民館共同研修会実行委員会
後援 加茂地区公民館連絡協議会、加茂地区自治振興会
研修会次第
市民憲章唱和 金沢公民館役員
1.開会 金沢公民館役員
2.挨拶 実行委員長
3.祝辞 鶴岡市コミュニティ推進課課長
鶴岡市議会議員
加茂地区自治振興会会長
4.来賓紹介
5.日程説明
1:30 開会行事
1:40 講演
3:00 休憩
3:15 懇親会
5:00 閉会
6.講演
「高舘山周辺の災害史」(仮題)
講師 鶴岡市自然交流体験館「ほとりあ」運営委員 遠見 昌國 氏
7.懇親会
8.閉会 油戸公民館役員
○研修
趣旨 住みよい地域づくりの中心的役割をもつ公民館はコミュニケーションの場として、その活動は益々重要視されてきています。ここに四地区の関係者が一堂に会し、相互の交流と親睦を深めながら、今日の課題を研修し地域振興に資する
演題 「高舘山周辺の災害史」(仮題)
1.防災は地域災害の歴史を知ること
○象潟地震から210年、天保山形県沖(庄内沖)地震からほぼ180年、庄内地震120年、新潟地震50年
○自分たちの地域は、どのような災害リスクが高いか
○どのような地形・地層などの地理的条件、気象条件になっているか
2.高舘山周辺の大地と気象
○加茂地区の地盤は花崗岩、温海岳火砕岩、玄武岩などの火成岩によって形成され、その表面に土砂が堆積している
○県内の他の地域に比べ、海洋性気候による夏は涼しく、冬は比較的温暖、晩秋から冬期間は、大陸から北寄りの季節風が非常に強い
3.高舘山周辺の災害
(1)火災
○火災に大きな影響を及ぼすのは、風と乾燥
○山形県の日本海側は、歴史的に多くの大火に見舞われている
(2)土砂災害
(3)庄内地方に影響を及ぼした津波
○日本海側は、太平洋側に比べて津波以外は少ない
(4)庄内地方に大きな影響を及ぼした地震
4.終わりに(行政と一体になった自主防災)
○自然災害を人の手で封じ込めることは無理、被害を軽減する手段(減災)
○災害に対する知識の習得と啓発
○避難等、連絡体制の確立(共助)
○ハザード・マップの危険性(利用上の留意事項の抜粋)
※あくまでも想定予測、浸水しないことをほしょうするものではない
※浸水予測図は目安、結果を過信することのないように